こんにちは、Chloeです。
ビザでアメリカに滞在している人はもちろん、国中がコロナで不安な毎日を送っていることかと思います。
今日は、日本での大使館面接が難しい状況の中・・・ビザ更新が迫っている人に知っておいてほしい、アメリカ国内でのビザの更新方法と、EADの更新方法についてお話します。
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コロナなのに、ビザ更新時期がきてしまった!!
コロナで会社・お店はもちろんUSCISや海外の大使館まで軒並み活動を停止してしまった今・・
まだビザが切れるまで数か月あるものの、大使館が開く気配はないし、面接枠もなくなってきているとのニュースを見て、焦ってきた私たち。
イミグレはもちろん、会社の弁護士との闘いが始まりました・・。
ビザ&EADの更新について知っておきたいポイント
ええと、本当に色々なことを勉強したので、少しでも同じような立場の人の役に立てるよう、まとめておきたいと思います。
Consulate filing(大使館申請) vs. service center filing(米国国内申請)
まずこの違い。
通常は日本のアメリカ大使館に出向いて更新(consulate filing)すると思いますが、結論から言うと、日本に帰らなくても(米国を出なくても)ビザの更新はできます。
これがUSCISのオフィスを通して面接なしで更新を行う、service center filingです。
問題は、この方法があまり推奨されていないので、フラッグされて追加書類等を要求される可能性が高いということ。
とはいえ追加書類要求=拒否されるというわけではないですし、選択肢がない状況では本当に頼みの綱になります。
L1はビザが切れても滞在できるし、働ける
ここからはLビザを例に挙げてお話しますが、その他の就労ビザも大体同じです。
Service center filingを選択した場合、ほとんどの場合に「240日ルール」が適用され、ビザが切れるまでに申請を完了(フォーム129)していれば、その後も240日間は滞在・就労が可能なんです。
(一方、これはservice center filingの場合のみで、大使館申請をしていて、ビザ更新ができないままビザが切れてしまったら・・・その場合はそこでアウトです!)
プレミアムプロセシング
ちなみにですが、追加で1440ドルを払えば優先度を上げて処理してくれます。
通常数か月かかるところを2週間程度で処理してくれるとのことです。
L2は滞在できる、でも働けない
L1の帯同者ビザであるL2についてですが、同様にservice center filingを行えばL1と同様、240日滞在が可能です(フォーム539)。
しかしこちらは、ビザが切れた瞬間(=EADが切れた瞬間)から、就労ができなくなります!!!
残念ながら、240日の就労ルールはL1もとい大元のビザホルダーにしか適用されないんです。
ひとつ朗報は、EADもL2の更新申請と同時に申請できること。
これによって、L2が取れてからではないとEADを申請できない・・=結果めちゃくちゃ待つ。という風な状況を回避し、ギャップを短くすることができます。
この時、EAD申請フォーム(I-765)とL2の更新申請フォームは、事務的なミスを防ぐため、同封することが推奨されています。
また、たまにネットで見る180日ルール(期限切れまでにEAD申請を完了していれば180日は自動的に就労できる)はこの場合適用されません。
適用されるのはごく一部のケースにのみです。
最後に・・・EAD申請は会社からのサポートレターを同封すれば、expediteできる可能性があります。
アメリカ国内でのビザ更新まとめ
いかがでしたか?
本当にセンシティブなトピックだと思うのですが・・・どなたかの参考になれば嬉しいです!!
(また、本ブログの内容は執筆時点の情報です。私は弁護士ではないので、担当の移民弁護士に確認した上で判断するようにしてくださいね!)
アメリカのビザ事情、本当に気が休まることがありませんが、出来るだけポジティブに頑張っていきたいですね!!
Chloe
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