こんにちは、Chloeです。

今日はアメリカの大学進学について書きたいと思います!

最近は大学在学中に短期留学をする日本人も多くなってきていますが、正式な留学生としてアメリカに来ている日本人はまだまだ少ないです。

私もアメリカの大学を卒業していますが、今回は海外のインターナショナルスクールに通い、アメリカの私立大学に進学した私の旦那さんにインタビューし、アメリカの大学の種類と、選び方のコツについて旦那さん視点でまとめました。

Chloe
アメリカ留学を考えている方は必見です。

 

 




アメリカの大学の種類

 

大学のアプリケーションに関しては、私の高校はインターナショナルスクールなので進学カウンセラーがいたり、比較的相談できる人がいましたが、それでも自分で調べなきゃいけないことが多かったです。

何年も前のことなので、SAT等もろもろシステムが変更されていますが、大枠はそれほど変わっていないはず(※最新情報は必ずオフィシャルウェブサイトを確認して下さい)なので、いくつかご紹介できればと思います。

まず、アメリカの大学は大きく分けて3種類あり、専攻できる科目、校風、授業料などが異なります。

 

Public Universities

 

日本の公立大学に値し、State Universitiesとも呼ばれ、州や国から援助を受けている大学です。

カリフォルニア州のUC(University of California)やニューヨーク州のSUNY(State University of New York)など、州によっては複数の大学が集まり、一つの大学システムを形成しているところもあります。

 

マンモス校が多く、学生数が5万人に上る大学もあります。基本的には同州の学生が多く通っていますが、UC Berkeley、UCLA、University of Virginia、など優秀な大学も数多くあるため、他州や外国から多くの優秀な人材が集まります。

 

学生数が多いことから、専攻できる科目も多く、School of Arts and Humanities、Engineering、Businessなどなど、文系から理系まで一通り揃っているケースが多いです。

 

完全に私見ですが、校風は自由な雰囲気で学生たちものびのびしている印象です。大学によっては派手に騒ぐところもあり、「パーティスクール」などと呼ばれています。

 

授業料は一昔前まではPrivate Universitiesに比べて圧倒的な安さでしたが、最近は差が縮まっているようです。

また、ベースは州民のための大学ですので、ResidentとNon-residentでは大きな差があります(例:UCLA学生の授業料+生活費は年間、Residentで3万ドル、Non-residentで倍の6万ドル弱!)。

日本からの留学生は、Non-Residentとなりますので、学費はあまり大学を選ぶ基準にならないかもしれません。

 

Private Universities

 

日本の私立大学に値し、Harvard、MIT、Yale、Princeton、Stanfordなど世界ランキングトップの大学の多くがこのグループに属します。

学生数はまちまちで2,000人程度の小規模なところから、State Universities規模の学生数を誇る大学まであります。

 

海外からの留学生数比率はState Universitiesより多く、専攻できる科目も大きい大学であれば、一通り揃っています。

 

校風はState Universitiesのように一言で纏めることは難しく、学校によって本当に異なります

愛校心が強い大学やエリート意識が高い大学などなど、あげればきりがありません。

Chloe
日本からは難しいかもしれませんが、英語でネットサーチをしたり、自分にあった大学を見つけてください!

 

授業料は一般的にState Universitiesより高いところが多いですが、日本人は留学生ですので、前に書いたとおり、あまり大きな差はないでしょう。

一点だけ違いがあるとすれば、Private Universitiesの方が、Scholarship(奨学金)が貰える可能性が大きいということ。

理由は、アメリカでは卒業後に大学に寄付する学生が多く、大学基金が巨額だからです(例:Harvard Universityの基金はおよそ4兆円)。

このあたりはまた、後ほど書きますね。

Community Colleges

 

日本の短大に値し、二年制の大学です。

 

日本など海外からの留学生は、英語レベルが理由で4年制の大学にいきなり入学するのが難しい場合があります。

そんな学生は、Community Collegesで英語を上達させ、4年制の大学に編入するというケースが多いです。

Liberal Arts Colleges

 

日本で何に値するのか良く分かりませんが、アメリカ人に非常に人気のある大学の種類のひとつです。

 

大学院を持つ大きな総合大学に対して、Liberal Arts Collegesでは少人数体制(1,000人~2,000人程度)で教育が行われており、教員と学生のつながりがとても強い。

専攻できる科目は総合大学より少ないため、自分の勉強したいことができるか確認した上で申請することをおすすめします。

 

学費に関しては、Private Universitiesのように高いことが多いです。

私自身はLiberal Arts系に通う友達があまりいなかったので、そこまで詳しく分かりませんが、地方都市に所在するため勉学に専念できることや学生に対する面度見が良いことから、校風は落ち着いており、上流階級やアッパーミドル階級出身の学生が多いようです。

 



アメリカの大学の種類と選び方まとめ

 

ざざっとまとめてみましたが、色々とネットでも調べてみてください。

アメリカでは多くの高校生が「College Confidential」というウェブサイトを使っています。私自身も進学前にたくさん活用しており、お勧めです。

オンライン掲示板のような形式で、大学毎にスレッドが纏まっており、質問をすると在学生・卒業生・学生の親などが、質問に答えています。

レスのスピードも速いので、疑問があればどんどん聞いてみてください。

 

また、大学のランキングはいろいろありますが、アメリカ国内ではU.S. Newsが年一回更新している以下のランキングが最も注目されています。大学を選ぶときはランキングだけでは決めないほうがいいですが、とはいってもその後の就職に影響する可能性はあるので、一つの基準として見て下さい。

US大学ランキング公式サイト

 

アメリカの大学入試についての記事も併せてどうぞ!

アメリカの大学に留学したい!経験者が語る、大学入試全貌と合格するコツ

 

ではまた!

Chloe

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